所長からのメッセージ
いつもそばに。訪問看護ステーションの所長 須藤です。
採用ページをご覧頂き、ありがとうございます。
日本は世界で指折りの超高齢化社会となり、国と病院に任せきりの健康管理は終わりの時代が来ました。私たち看護師は健康に対するリスクとコストの意識を持ち自主的な健康管理ができるよう導いてゆく大切な役割を持っています。
地域に開放されたたくさんの社会資源と医療を支えてゆく責任と課題を持っています。
地域で待っている方がたくさんいます。
訪問看護をしてみませんか?
職員からのメッセージ
訪問看護師 S・Fさん
- 訪問看護をやってみたいと思った理由は何ですか?
-
子育て中であり、勤務時間が自分の希望と一致したからです。
- 実際に訪問看護をやってみてどうでしたか?
-
今までは外来勤務が長く、初めはご自宅に伺うことにすごく不安がありました。
しかし、想像以上に、患者さんやご家族が私たち看護師を暖かく受け入れてくださることに
びっくりし、だんだん不安も和らぎました。
何度か訪問させていただく中で、患者さんご本人やご家族と信頼関係を築いていける過程に、
やりがいを感じています。
- 就職活動中の皆さんへメッセージをお願いします
-
私は、訪問看護の経験がなく、未知の世界だったので、実地体験をさせていただき、
職場の雰囲気を体感させていただきました。
体験後の意見交換にも参加させていただき、就職前に自分にできるかどうかじっくり考える
ことができました。もし、在宅に興味はあるがまだ迷っているという方がいらっしゃれば、 実地体験をされてみるのもいいかもしれませんね。
ステーションの雰囲気紹介
明るく、優しい看護師さんが多いです。訪問看護は人対人のサービス業です。利用者さんに気持ちよく受け入れて貰うためは、お伺いする看護師さんも気持ちよい人であることが大切です。
事務所はとても広くて明るいです。利用者さんを呼んでイベントをすることも!
同じ事務所内に居宅介護支援事業所もあります。地域の方が直接、ご相談にいらっしゃることもあるので、キレイな事務所を目指しています。
看護師の一日
業務の流れの例です。実際は利用者さんのスケジュールや勤務形態(常勤/非常勤)によって変化があります。
訪問は1件につきおよそ40~60分が基本です。
最初は時間管理に慣れないかもしれませんが、皆さん1ヶ月経つ頃には上手にできるようになっています。
- 8:50
- 訪問へ出発!
- 9:00~12:00頃
- 1~3件目の訪問です。
看護記録は帰所後にPCか紙の記録用紙で作成します。
他の看護師さんと2名で入る訪問の場合は、どちらかが現場で紙に記録を書きながら訪問をします。
- 12:30~13:30
- 例では12:30~となっていますが、実際は訪問スケジュールで前後します。また、非常勤さんの場合は、当日のシフトで休憩時間が変ります。
- 13:30~17:30
- 1日6件の訪問の場合は16:30には帰社、7件の場合は17:30頃が帰社目安です。
非常勤さんは記録が終わったら業務終了。
ドクターへの報告書・計画書を作成する必要がある場合は、18時まで余った時間で作成頂くことも。
Q&A
- 看護師さんは何名在籍していますか?
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2020年2月現在 所長を含めて7名体制です。
- 事務作業が多いと聞きますが、パソコンスキルは必要でしょうか?
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看護師さんが普段行う事務系作業は訪問した際の「看護記録」です。
PCの他、紙の記録用紙もご用意があります。PCは文章が書ければOK。
普段インターネットを使ったり、ブログを書く程度のスキルで問題ありません。
- 運転スキルは必要でしょうか?
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必須です。ただし、入所時点でペーパードライバーでも、ご自分で練習する意志があれば問題ありません。実際に入職後にペーパー返上した看護師さんもいます。
- 訪問看護未経験ですが大丈夫ですか?
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全く問題ありません。7名中5名が訪看未経験からスタートしています。
- 1日どれぐらいの訪問に行きますか?
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その方の勤務時間によりますが、フルタイムの方は6~7件が基本です。
- オンコール対応は大変ですか?
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出動まで至ったケースは過去5年で20件以下です。また、非常勤さん含めて、皆で持ち回りで担当しているため、訪看未経験の方が想像しているより負担は軽いと思います。
- 1人で利用者さん宅に訪問することが多いですか?
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基本的に1名での訪問ですが、入職して1~1.5か月は先輩と同行訪問です。また、精神科の利用者様やケアの内容上1名では難しい場合は2名で訪問する事もよくあります。
- 訪問中のリスク管理はどうなっていますか?
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訪問の際は皆さん携帯電話を持ってもらっています。判断に迷った時などは事務所や他看護師と相談しながら進めましょう。また業務中の不足の自体に備えた保険にも加入済みです。ただし、運転によるトラブル(駐車違反など)は個人の対応範疇となってしまうため、十分に注意してください。
- 「訪問看護に向いている」という人の特徴はありますか?
-
- 人とのコミュニケーションが得意であること
- 患者さんの生活全体を見守る看護に賛同できること
- 時間管理がしっかりできること
の3点はとても大切だと思います。また、病院と違い、当ステーションは民間の「企業」です。
利用者さんも看護師を「医療従事者」であると同時に「会社員」としても見ています。 「お金を頂いてサービスを提供している」という認識をもつ必要があり、その点は病棟とは全く違います。
- 「訪問看護に向いていない」という人の特徴はありますか?
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「難しい看護技術を習得する事が入所の目的」「生活援助は看護師の仕事ではない」と感じる方は当ステーションの方針とはあまり合わない可能性があります。当ステーションでは「生活全体を見守る看護」を大切にしています。環境整備や食事管理も時間内でできる事は行っています。
- 連続休暇や急な休みの取得は相談できるものなのでしょうか?
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基本的に問題ありません。出勤する看護師の数によって、場合により相談させてもらうこともあります。連続休暇については長さによります。「子供の長期休み(夏・冬・春)は丸ごとお休み」というケースは期間が長すぎるため対応いたしかねます。
訪問看護 実地体験 やってみませんか?
当ステーションでは、応募する/しない にかかわらず、訪問看護の現場を試しに見てみる「実地体験」を行っています。
病棟とは全く違う訪問看護の世界。想像だけで「大変そう」と思わずに、ぜひ現場を見てみてください。
お電話やお問い合わせフォームからお申込みなさってください。
いつもそばに。の思い
ここからは私達の思いや考えを書いてゆきます。
少し長いですが、ぜひお時間ある時に読んでくださいね。
在宅医療に大切なものは「技術」?
訪問看護の求人では、採用条件の他に「信頼」や「人間力」を思わせる文言が有る場合が多いですよね。
少し、疑問に思うことはありませんか。「そうは言っても、1人で現場に行くのだから技術が大切でしょう?」と。
在宅医療未経験の方ほどそう思う傾向にあるようです。
確かに、看護技術も必要です。
でも分からないことは学べばいい。看護師が技術を学ぶための研修はたくさんあります。
でも、お人柄や「看護が好き」という気持ちは研修で得られるものではなく、かつ、これらは訪問看護にとても大切なものなのです。
訪問看護は医療従事者によるサービス業だと私たちは考えています。
在宅医療で技術よりも響くのは、その人の人間力。利用者様とどれだけ信頼関係を結べるか、です。
病棟では具合が悪くなるとナースコールが鳴りますが、訪問看護では逆です。
「今日は具合が悪いので訪問をお休みしたいです」と連絡が来ます。
具合が悪い時にこそ、看護師が行ったほうがいいのですが、ご本人にとってはそうではないのです。
これは訪問看護師が、利用者さんにとって看護師であると同時に、「お客様」として家に迎えられている、ということです。
看護師さんが来るから、掃除しておこう。
洗濯物もたたんでおかなくちゃ。
この間ドクターに言われたこと、なんだっけ。伝えておかなきゃ・・・
そんな風に私達看護師は迎えられているのです。
在宅医療では、利用者さんが主役です。
利用者さんが、その家族が、どんな事を望んでいるのか。
そこを汲み取る。汲み取った上でどう療養したらいいか、提案し、支える。
ドクターやケアマネージャーさんと連携を取りながら、その方の生活の自立を支える。
それが訪問看護師の役割なのです。
その役割を果たすため、一番の土台が「人としての信頼」。
だから訪問看護師には技術以上に「人柄」や「看護が好き」といった気持ちが必要になるのです。
こればかりは技術研修で得られるものではありません。
技術がないとか、ブランクがあるとか、そういう理由でしり込みする必要はありません。
少なくとも、私達のステーションでは。
利用者さんから教えられること、優しさに触れること
私達ステーションに今いる看護師は全員、訪問看護未経験から始めています。病棟にいた時、退院後の患者さんの療養が気になって在宅に入った人。在宅に興味はあったけど、不安で。でもやってみようと思った人。
当然、訪問看護に応募する時はハードルを感じたそう。
しかし、実際に動いてみると違いがあります。
「実際やってみてどうでしたか?違うことはありました?」と聞いてみると
「思ったよりも利用者さんがとても優しくてフレンドリーです。ご家族全員、受け入れてくださって。
こちらが知らない、分からない事があるとむしろ教えてくださるんです」と答えが返ってきました。
在宅用医療器具は種類も様々ですから、看護師が全て事前に対応方法を知っているとは限りません。
もちろん、勉強はしてゆきますが、やっぱり実際に入らないと分からないことも、たくさんあります。
実際に訪問看護やる前は「こんなことも知らないの?」と思われるのかな、とか
技術を持たない看護師が行っても嫌だろうな、とか
スタッフさんも思っていたみたいです。
でも、実際は思っていたより、皆さん優しかった。
仕事である以上、厳しい側面も勿論ありますが、多分、不安ゆえに実際以上にハードルを上げてしまっている方も多いのかもしれません。
やっぱり、百聞は一見にしかず。
少しでも在宅に興味をもたれた方、一度見学にいらしてくださいね。
職種/仕事内容 | 小平市、小金井市、国分寺市にお住いの方の自宅へ訪問しての看護業務 |
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勤務地 | 東京都小平市学園西町1-22-27 |
アクセス | 西武多摩湖線「一橋学園駅」より徒歩3分 |
勤務時間 | [社] 8:50~17:50 [P] 1日3h~ |
給与 | [社]年収419万~(オンコール実働により多少変動あり) [P]1900~円/時 (試用期間3ヶ月は1800円) ※上記給与は病棟勤務含めて、実務経験3年以上の方の場合。 |
手当 | 通勤手当(上限15,000円)、経験手当、資格手当 その他手当(オンコール [携帯持つのみ]平日1,500円~、休日3,000円~ [出動] 別途 + 4,000円) |
休日休暇 | 基本土曜、日曜、祝日、有給(法定通り) ※常勤は1回/月土曜出勤あり |
待遇・福利厚生 | ◇昇給あり ◇賞与あり(業績に応じて、夏、冬の2回) ◇通勤手当20,000円 ◇社会保険完備 ◇制服貸与・私服 両方可 ◇研修制度あり ◇社有軽自動車貸与 ◇業務での対人対物事故への民間保険加入済 |
備考・PR | 2021年9月現在、在籍看護師数9名(所長含む)。 オンコールは現時点でメイン4名+2名で担当。スタッフさんが増えれば担当日数は少なくしてゆけます。 30代~50代の看護師さんが活躍中です。 プライベートとバランスを取りながら勤務頂いています。 最初は勤務数少なく非常勤から始めて、慣れたら勤務時間を増やすことも可能です。 |